診断基準から把握する鬱の症状【知らなきゃ損する改善術を指南】

ナース

長く増加し続ける疾患

下を向く人

増加する原因

鬱病は、気分が落ち込んだり不安や焦りを感じるなどの精神的な症状が現れる疾患です。鬱病が発症する原因は、セロトニンという神経伝達物質が脳内で不足することにあります。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれることがあります。つまり、量が足りていると心も身体も健康的でいられ、逆に足りていないと心も身体も健康的ではいられないということになります。セロトニンの不足が起こる主な原因はストレス、運動不足、太陽の光を浴びていないことなどがあげられます。この中で最も多いのがストレスによるものです。特に現代社会においては、日常のあらゆる場面でストレスを感じることが多くなっているため、鬱病を発症するリスクが非常に高いと考えられています。また、セロトニンの不足は、ホルモンバランスの乱れによっても起こると言われています。ホルモンバランスの乱れは、不規則な生活リズム、食事のバランスが悪い、月経、妊娠や出産、閉経や更年期などで起こります。月経、妊娠や出産、閉経や更年期などは、女性に見られるごく自然な現象のため、この場合のホルモンバランスの乱れは一時的なものがほとんどになります。稀に、バランスが乱れた状態が改善されず、鬱病を発症することもあります。代表的なものでは産後鬱病があります。最近非常に多くなっているのが不規則な生活やバランスの悪い食生活を送っている人です。これらの原因からホルモンバラスの乱れが起こりやすくなっているため、必然的に鬱病を発症する人の数も増加しています。きちんとした生活を送れない人、先のことを考えない人、多忙すぎる人などが増加傾向にあるため、これからもますます鬱病患者は増えると考えられます。

セカンドオピニオンとは

鬱病には様々な症状があり、その程度も人それぞれまったく異なります。そのため、医師の主観や感覚などで独自に診断していると思っている人も少なくありません。しかし、鬱病にはきちんとした診断基準が設けられているため、医師の直感などで診断が下されるわけではありません。ですが、意思と言えども人間ですので、診断基準が設けられているとはいえ、場合によってはそれぞれが違う診断をすることもあります。これは医師のせいではなく、鬱病と言う病気の症状の種類が非常に多いことが原因となっています。他の病気であるにもかかわらず鬱病と診断されたり、鬱病なのに他の病気と間違われてしまうこともあります。このような場合には適切な治療を受けることができませんので、当然症状は改善されません。間違った治療を長く続けることによって、薬漬けのような状態に陥ってしまったり、症状が悪化する可能性もあります。このような事態にならないためには、1つの病院だけ受診するのではなく、別の病院でも検査を受け、診断してもらうという方法をとることをおすすめします。これはセカンドオピニオンと言います。別の病院の医師に第2の意見を求めることを指します。これは決して最初の診断を疑ったり信用しないという意味合いで行うものではありません。病気の治療を行っていくうえで、別の観点から物事を捉えることは非常に重要なことなのです。また、本当に誤診であった場合には、早い段階で気づくことができるので、患者にとっての負担は非常に軽く済みます。セカンドオピニオンは別の病院だけでなく、別の科で見てもらうことでも良いでしょう。精神科の観点、内科の観点、神経科の観点など、様々な方向から病気を捉えることで見えてくることがあります。